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ナチュラルチーズとは?プロセスチーズとの違いと楽しみ方

Cheese guide / Basics

ナチュラルチーズとは?プロセスチーズとの違いと楽しみ方

ナチュラルチーズとは、乳を固め、ホエイを取り除いて作るチーズです。熟成させるものもあれば、フレッシュなまま食べるものもあります。

ここでは、ナチュラルチーズの基本とプロセスチーズとの違い、選び方や楽しみ方について、できるだけシンプルにご紹介します。

ナチュラルチーズの盛り合わせ
What is natural cheese?

ミルクから生まれ、少しずつ変化していく。

聞いたことはあっても、いざ説明しようとすると少し難しいかもしれません。見た目だけでは違いが分かりにくく、「なんとなく自然なチーズ」といったイメージを持たれることもあります。

ナチュラルチーズは、ミルク、微生物、時間によって表情が変わっていく食べものです。フレッシュなまま食べるものもあれば、熟成によって香りや味わいを深めていくものもあります。

Two ways of making cheese

ナチュラルチーズとプロセスチーズ、何が違うのか

01

ナチュラルチーズ

乳を固め、ホエイを取り除いて作ります。発酵や熟成を経ながら、香り、味わい、食感が少しずつ変化していきます。

  • ミルクから始まる
  • フレッシュから熟成まで幅がある
  • 季節や時間で表情が変わる
02

プロセスチーズ

ナチュラルチーズを組み合わせ、加熱して溶かし、あらためて形を整えて作られています。

  • 味や食感が均一になりやすい
  • いつ食べても同じように感じやすい
  • 目的や用途に合わせて安定している

ナチュラルチーズが、ミルクから始まり、発酵や熟成を経て変化していく食品だとすると、プロセスチーズは、その変化を整え、安定させた食品といえます。どちらが良い悪いではなく、目的や用途が異なります。

Fresh / Aged

フレッシュと熟成、それぞれの違い

チーズによって、目指す表情は異なります。ミルクの風味をそのまま感じるフレッシュタイプと、時間をかけて深い味わいをつくる熟成タイプ。それぞれに違う魅力があります。

表面の違うCacioのチーズ
Small differences

チーズは毎回、少しずつ違います

寒い冬と暑い夏ではミルクの脂肪分が変わったり、湿度によってチーズのやわらかさが変わったり。ミルクの状態や季節、温度や湿度など、さまざまな要素が少しずつ影響してきます。

もちろん、品質は大きくぶれないように管理していますが、それでも毎回、少しずつ違いが生まれます。

時間とともに変化するCacioのチーズ
Milk, microbes, and time

ナチュラルチーズは「生きている」と言われる理由

チーズは、ミルク・微生物・時間によって変化していく食べものです。作ったあとも、保存状態や時間によって、ゆっくりと変化していきます。

熟成が進むにつれて香りが深くなったり、食感がやわらかくなったり。こうした「少しずつ変わっていくこと」が、それぞれのチーズに個性や独特の表情を生み出します。

ウォッシュチーズの表面と断面
Surface and rind

チーズの表面や外側にも、意味があります

表面はチーズを守るだけでなく、風味や熟成の進み方にも関わっています。外側もふくめて、そのチーズがどのように育ってきたかを表している部分ともいえます。

チーズの種類によって、外側もそのまま楽しめるものと、取り除いて食べるものがあります。外側には、そのチーズの個性や背景があらわれやすいのです。

The passage of time

熟成によって味わいは変化していきます

たとえば、カステル・ディ・嘉麻のような熟成タイプは、時間によって風味や質感が少しずつ変わっていきます。若いうちは香りが穏やかでも、熟成が進むことで旨味や余韻が深くなっていきます。

また、ロビオラ45のようなやわらかいタイプは、時間とともにクリーミーさやなめらかさが変化します。こうした変化も含めて楽しめることが、ナチュラルチーズの魅力のひとつです。

Care and time

保存のしかたも、チーズの変化に関わります

チーズは、保存のしかたによって味わいや香り、食感が少しずつ変わります。乾燥しすぎたり、水分がこもりすぎたりすると、本来のおいしさを感じにくくなることもあります。

保存もまた、ナチュラルチーズの変化を見ながら楽しむための大切な一部です。

Cacio examples

Cacioのチーズで見る、さまざまなタイプ

フレッシュタイプのヌボラビアンカ
01 / フレッシュ

ミルクの風味を楽しむ

ロビオラ フレッシュやヌボラビアンカのように、軽やかで新鮮な味わいを楽しむタイプ。

熟成タイプのCacioのチーズ
02 / 熟成

時間とともに深くなる

カステル・ディ・嘉麻やカチョッティーナのように、熟成によるコクや香りを楽しむタイプ。

青カビチーズ Furmaj Blue
03 / 青カビ

香りと個性を楽しむ

Furmaj Blueのように、青カビが生み出す風味とクリーミーさを味わうタイプ。

ウォッシュタイプのCacioのチーズ
04 / ウォッシュ

表面から育つ味わい

表面を洗いながら熟成させ、外側と内側の変化を楽しむタイプ。

In conclusion

ナチュラルチーズは、変化も含めて楽しむもの

ナチュラルチーズは、ただ「自然なチーズ」という意味ではなく、ミルクや微生物、時間によって少しずつ表情が変わっていく食べものです。

同じ種類でも、熟成や季節によって印象が変わることがあります。そうした変化も含めて楽しめることが、ナチュラルチーズの魅力です。

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